総合おすすめ度
大型スターにも配信独占にも頼らず、作りの丁寧さだけでKBSの週末枠を7%台まで戻した一本。魂が入れ替わる仕掛けは序盤ほど効いていて、後半は普通の身分差ロマンスに寄っていく。要素を詰め込んだぶん、政治劇としては浅い。それでも主演二人の演じ分けは見応えがあり、重い時代劇が苦手な人の入口になる。
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胸キュン 8/10
身分違いの二人が距離を縮める過程が丁寧で、終盤の相思相愛は見応えがある
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笑い 7/10
入れ替わり中のちぐはぐな振る舞いで笑わせる場面が毎回入る
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癒やし 4/10
追われる展開が続き、穏やかに眺めていられる回は多くない
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感動 6/10
飢える民の描写や兄弟の情など、泣かせどころは要所に置かれている
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スリル 5/10
宮中の権力争いは動くが、謎解きの手応えまでは踏み込まない
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痛快 6/10
義賊が権力者を出し抜く場面はあるが、爽快さは抑えめ
Streaming配信情報
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このドラマ、あなたの中では何ランク? 推しドラマを並べるだけでオリジナル格付け表が完成。そのままXでシェアできます 格付け表を作ってみる →Storyストーリー
盗んだ金を貧しい人へ配るうち、ウンジョはいつのまにか天下一の盗賊と呼ばれるようになっていた。追うのは、彼女を捕らえようとする王族のトウォル大君。ところが二人が向き合った瞬間、互いの魂が入れ替わってしまう。大君の体で盗みに走り、盗賊の体で王宮に立つ。正体を隠したまま相手の暮らしを生きるうちに、憎むはずだった人間の事情が見えてくる。育ちも性格も正反対だった二人は、やがて同じものを守ろうとしはじめる。

Highlights見どころ
- 二人分を演じ分ける主演
魂が入れ替わる設定のため、主演二人はそれぞれ相手のキャラクターも演じることになる。ナム・ジヒョンが大君の話し方をなぞり、ムン・サンミンが盗賊の身のこなしを見せる。同じ俳優が別人に見える瞬間が、何度も用意されている。 - 企画から放送まで5年
制作は『愛の不時着』などを手がけたスタジオドラゴン。企画開発に5年をかけた作品で、脚本はイ・ソンが担当する。大型スターに頼らず、話の作り込みで勝負した青春時代劇になっている。 - 義賊ものと入れ替わりの合わせ技
貧しい人を助ける義賊の話に、魂が入れ替わるファンタジーが重なる。時代劇を見慣れた層と、恋愛ものを見たい層の両方に届く設計になっている。KBSの週末枠で視聴率が右肩上がりに伸びた背景でもある。
Features作品の特徴
魅力ポイント
- ムン・サンミンが盗賊の魂で王宮に立つ場面がいい。堂々とした大君の顔つきのまま、所作だけが庶民のものになる。逆にナム・ジヒョンは背筋を伸ばし、声を低く落として王族を演じる。入れ替わったことが台詞なしで伝わる芝居が、一番の見せ場だ。
- 立場が入れ替わると、相手の生活がそのまま自分の問題になる。王族は民が飢える現実を体で知り、盗賊は宮中の息苦しさを味わう。説教くさい台詞に頼らず、身分の差を体験として見せていく。二人が同じ方向を向きはじめる流れに無理がない。
- KBSの週末枠は視聴率1〜2%台が続いていたが、この作品は5話で7%台に乗せ、最終回まで落とさなかった。話題の俳優や配信独占に頼らず、毎回の引きの作り方で視聴者をつないだ結果だ。初回で切らずに5話まで観る価値はある。
クセのあるポイント
- 魂の入れ替わりは、後半になるほど出番が減っていく。序盤の面白さを作った仕掛けなのに、終盤は普通の身分差ロマンスとして進む場面が多い。この設定でなければ描けなかった、と言い切れる展開までは届いていない。
- 義賊、宮中の権力争い、入れ替わり、恋愛と、扱う要素が多い。16話で全部を回そうとするぶん、ひとつずつの掘り下げは浅くなる。とくに政治の駆け引きは筋を追うだけで終わる回があり、重厚な時代劇を期待すると物足りない。
- 話の都合が見える場面もいくつかある。入れ替わりが起きる条件や元に戻る条件が、そのときどきの展開に合わせて動いているように見える。細かい理屈が気になる人ほど引っかかりやすい。勢いに乗って観るタイプの作品だ。
For youこんなあなたに
- 入れ替わりものが好きな人
- 重すぎない時代劇を探す人
- ナム・ジヒョンの演技を見たい人
Castキャスト
About作品情報
| 原題 | 은애하는 도적님아 |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー、ロマンス、時代劇 |
| 話数 | 16話 |
| 放送局 | KBS2 |
| 本国放送 | 2026年1月3日 〜 2026年2月22日 |
| 国内VOD配信 | 本国と同時配信(2026年1月3日〜) |
| 視聴率 | 最高7.7% |
| 監督・演出家 | ハム・ヨンゴル、イ・ガラム |
| 脚本家 | イ・ソン |
| 制作会社 | スタジオドラゴン |