中国iQIYI史上12作目の熱度10000超えは伊達ではなく、脚本構成・アクション・キャラ造形のバランスは高水準。ただし結末に対して原語視聴者から強い不満が噴出しており、40話かけて積み上げた感情の着地点として疑問が残る。「夢華録」クラスの脚本力を期待すると後半で失速を感じる一作。
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胸キュン 8/10
互いを欺き続けながらも確実に距離が縮まる過程が緻密に描かれ、信頼と疑念が交錯する独特のロマンス温度感がある
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笑い 5/10
コミカルな場面は仲間たちとのやりとりに限定され、主軸は緊張感のある駆け引き。笑いが欲しい層には物足りない
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癒やし 4/10
旅の仲間ものとしての穏やかな時間帯はあるが、全体の緊張感が高くゆったり癒やされる設計の作品ではない
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感動 6/10
孤独な境遇から仲間を得ていく過程と、使命のために感情を押し殺して生きてきた者たちの変化が胸を打つ
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スリル 8/10
敵味方が入り乱れるスパイ諜報戦と武侠アクションが融合。次の一手が読めない展開が40話を通じて持続する
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痛快 7/10
強者同士が丁々発止で戦い、強敵を退けるカタルシスは充分。ただし結末の後味が爽快感を削ぐ側面もある
Streaming
Story
互いを騙し、利用し合うはずだった——。安国の最強刺客・任如意は、恩人の死の真相を探るため敵国・梧国に潜入する。逃亡中に偶然、諜報組織・六道堂を率いる寧遠舟の家に隠れたことで運命が動き出す。公主の護衛任務で同行することになった二人は、幾多の試練を乗り越えるうち、互いに抗いがたい感情を抱き始め……。欺き合いながらも惹かれ合う、愛と策略が交錯する旅が始まる。
Highlights
- 鬼気迫るアクションと駆け引き
任如意が繰り出すキレのある剣技や格闘シーンは、当代中国ドラマ屈指の完成度。刺客としての冷酷さと女性としての素顔が交錯するリウ・シーシーの表現力が、緊張感あふれる戦闘に深みを加える。 - 欺き合いが生む究極のロマンス
互いの正体を隠したまま行動を共にするという特殊な設定が、信頼と疑念が交錯する独特の緊張感を生み出す。「好きになってはいけない相手」に惹かれていく感情の揺れ動きが、視聴者を釘付けにする。 - 個性豊かな旅の仲間たち
六道堂の精鋭メンバーや公主・楊盈など、主役二人を取り巻くサブキャラクターたちも非常に立体的。笑いあり、友情あり、それぞれのドラマがあり、40話を飽きさせない群像劇としての魅力を持つ。 - 「夢華録」脚本家が手がける構成力
「独孤伽羅」「夢華録」で知られる実力派脚本家チャン・ウェイが担当。使命・復讐・愛・友情を高い密度で織り込んだ40話は、中だるみがほぼなく一気見しやすい設計になっている。
Reviews
良かったという声
- アクション・ロマンス・友情・陰謀と、時代劇に必要な要素がすべて詰まっているのに、40話を通じて中だるみがほぼない。リウ・シーシーのキレのある剣技と、ふとした瞬間に見せる穏やかな表情のギャップがたまらない。
- チームものとしても抜群に楽しい。六道堂の仲間たちが全員個性的で、主人公二人の緊張感ある駆け引きを笑いやほろ苦さで包む。キャスティングが絶妙で、「全員好き」と思える希有な群像劇だった。
- 互いを騙しながらも惹かれ合うという設定が、ありきたりなラブロマンスとは一線を画す。疑念と信頼の間でどちらが先に本音をさらすか……その駆け引きがずっとドキドキさせてくれる。
悪かったという声
- 最終話の展開が多くの視聴者の予想を大きく裏切る内容で、中国のSNSでも批判が噴出した。40話かけてキャラクターに感情移入しただけに、後半の急展開と収束の仕方に納得できなかった。
- 結末を受けて豆瓣では「楽しめないカップル」1位にW主演の二人が選ばれるという皮肉な事態も。ロマンスの温度感が最後まで報われないと感じた視聴者も少なくなく、ハッピーエンド派には辛い作品。
- 中盤は旅の仲間ものとして完成度が高いが、終盤に向けて戦争パートの比重が増し、ロマンス成分が急減。恋愛目的で視聴した層には後半の路線変更が「思っていたのと違う」と感じさせる可能性がある。
For You
- 中だるみしない40話を求める人
- スパイもの×時代劇が好きな人
- 強くて自立したヒロインが好きな人
- チームもの・バディものが好きな人
- リウ・シーシーのファン
Cast
About
| 原題 | 一念关山 |
|---|---|
| ジャンル | アクション、サスペンス、ロマンス、古装ドラマ |
| 話数 | 40話 |
| 放送局 | iQIYI |
| 配信スケジュール | 全話配信済(2023年11月1日〜) |
| 監督・演出家 | ジョウ・ジンタオ、ゾウ・シー |
| 脚本家 | チャン・ウェイ |
| 制作会社 | Shanghai Linmon Pictures |
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