小説と現実の事件が重なる、という入口の作り方がうまい。誰も知らないはずの情報が書かれている。この一点だけで最後まで引っ張れる。ただ1話の説明が長く、捜査の手順を丁寧に追うぶん展開は速くない。まだ配信の途中で、終盤の畳み方も見えていない。じっくり事件を追うのが好きな人向き。
-
胸キュン 2/10
恋愛の要素はほとんどなく、事件の捜査に振り切った作りになっている。
-
笑い 2/10
終始重い題材を扱っていて、場をなごませる笑いの場面はほとんどない。
-
癒やし 1/10
未解決事件と人の悪意を追う話で、気持ちが休まる要素は見当たらない。
-
感動 6/10
事件に関わる人それぞれの事情を掘るが、まだ描き切れてはいない。
-
スリル 8/10
小説と事件が一致するという謎が強く、頭脳戦の緊張感が最後まで続く。
-
痛快 5/10
真相へ迫っていく手応えはあるが、溜飲が下がる場面はまだ少ない。
Streaming配信情報
-
iQIYI見放題月額目安(税込) 無料〜作品ページへ
本ページの配信情報は時点のものです。最新の配信状況は各配信サービスの公式サイトにてご確認ください。
当サイトの「国内VOD配信」は、U-NEXT・Netflix・Disney+など日本の主要動画配信サービスでの配信を指します。
このドラマ、あなたの中では何ランク? 推しドラマを並べるだけでオリジナル格付け表が完成。そのままXでシェアできます 格付け表を作ってみる →Storyストーリー
あるネット小説が、静かな地方都市の日常を壊した。連載中の推理小説に書かれた事件の細部が、長く解決していない古い事件とぴたりと重なっていたのだ。しかもその情報は、一度も公表されていない。新人刑事のリー・チョンは、この小説を手がかりに捜査をやり直すことになる。たどり着いたのは、ハン・ピンムーという作者だった。犯人しか知り得ないことを、なぜ書けるのか。問い詰める刑事と、のらりくらりとかわす作者。二人の探り合いは、やがて相手の頭の中を読み合う勝負に変わっていく。

Highlights見どころ
- 社会派サスペンスの名手が脚本
脚本はニエ・チョンシュアイ。中国で社会派サスペンスの書き手として知られ、実際の事件を思わせる重い題材を扱ってきた。事件そのものより、関わる人たちの事情を積み上げていく構成が持ち味だ。本作もその作りになっている。 - レン・ジアルン初のサスペンス主演
古装ドラマやロマンスの主演が多かったレン・ジアルンが、初めて本格的なサスペンスで単独主演を務める。演じるのは、正義感の強い新人刑事。これまでの優男のイメージから離れた役どころで、配信開始の直後から役の人気が伸びている。 - iQIYI「迷霧劇場」の新作
迷霧劇場は、iQIYIが犯罪とサスペンスに絞って作っている看板レーベル。1本あたりの話数を短くして、密度を上げるのが特徴だ。本作も全16話とコンパクトで、初日の注目度はレーベルの夜間配信としてここ5年で最も高かった。 - 警察出身の作家による原作
原作は、警察官として働きながら書いてきた作家シェン・ランの小説『深淵』。現場を知る書き手ならではの捜査の手順や、刑事同士のやりとりが土台になっている。絵空事になりがちな推理ものとは、手触りが違う。 - 全16話・9月中に完結予定
初日に5話、そのあとは毎日更新という配信ペースで進む。長い中国ドラマが苦手な人でも追いやすい話数だ。ただし途中で更新が数日止まる期間があるので、一気に観たい人は完結を待つという選び方もできる。
Features作品の特徴
魅力ポイント
- 1話の冒頭で、いくつもの事件をまとめて投げてくる。何がどうつながるのか分からないまま引っ張られ、2話で捜査チームが組まれて本筋に入る。この入り方が効いていて、序盤で離脱しにくい作りになっている。謎の出し方のうまさは、迷霧劇場らしい。
- 主役を食っているのがワン・イエンホイだ。声を荒げるでもなく、ただ座って相手を見ているだけの場面に重さがある。レン・ジアルン目当てで観始めても、途中からこの人の芝居に目が行く。脇を固める俳優の水準がそろっている。
- レン・ジアルンの新人刑事が、これまでの役と違う。優しげな顔立ちのまま、事件に食らいついて離さないしつこさを出してくる。古装ドラマの二枚目という印象で観ると、序盤で認識が変わる。俳優としての幅が広がった役だ。
クセのあるポイント
- 事件の背景を説明する時間が、1話は長い。人物と過去の事件が次々に出てきて、話が動き出すまでに間がある。2話で捜査チームが組まれてからテンポは上がるので、最初の1話は我慢のしどころだ。ここで切ってしまうと、いちばん面白い部分に届かない。
- テンポそのものは、迷霧劇場の過去作と比べて特別速いわけではない。事件を追う手順を丁寧になぞる分、次々に展開がひっくり返るタイプを期待すると肩透かしになる。じっくり捜査を追う作りが好きかどうかで、評価が分かれる。
- 配信が始まったばかりで、全体の出来はまだ判断できない。とくに終盤の畳み方は未知数のままだ。中国のサスペンスは謎の広げ方がうまくても、着地でつまずく例が少なくない。今の時点では、序盤の勢いだけで判断することになる。
For youこんなあなたに
- 短い話数で観たい人
- 頭脳戦のサスペンスが好きな人
- 脇役の芝居まで観たい人
- レン・ジアルンの新境地を見たい人
Castキャスト
About作品情報
| 原題 | 深渊无间 |
|---|---|
| ジャンル | クライム、サスペンス、ミステリー |
| 話数 | 16話 |
| 放送局 | iQIYI 迷霧劇場 |
| 本国放送 | 2026年9月9日 〜 |
| 国内VOD配信 | 未定・上陸待ち |
| 監督・演出家 | リウ・ハイボー |
| 脚本家 | ニエ・チョンシュアイ |
| 制作会社 | iQIYI、瞳盟影視 |