「ミセン」作家×「カジノ」監督×豪華キャストという組み合わせは確かに機能しており、1970年代の熱気と欲望の描写は水準以上。ただFilmarks3.4点というスコアが示す通り、策士キャラ同士の知的攻防よりも混沌とした醜い争いの比重が大きく、期待値との乖離が生じやすい。Disney+韓国18日連続1位という実績は本物の吸引力の証明ではある。
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胸キュン 3/10
ヒドンとソンジャの淡いロマンス要素はあるが、ほぼ添え物。恋愛目的の視聴者には向かない。
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笑い 5/10
ならず者たちのドタバタには笑える要素もあるが、基本的にはダークコメディ寄りで爽快感はない。
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癒やし 2/10
欲望と暴力が支配する世界観のためヒーリング要素はほぼ皆無。
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感動 5/10
一部のキャラクターの末路には哀愁があるが、感動路線ではなく乾いた余韻が残る。
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スリル 8/10
誰が裏切るかわからない緊張感と財宝争奪の攻防は終盤まで持続する。ノワールとしてのスリルは高水準。
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痛快 6/10
騙し騙されの勝者が決まる瞬間のカタルシスはあるが、全員ひどい人間のため爽快感は限定的。
Streaming
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見放題
月額目安 1,320円視聴する
Story
1977年の韓国。全羅南道・新安沖の海底に元王朝の貿易船が沈んでいるという噂が広まった。一発逆転を夢見るオ・グァンソクとその甥・オ・ヒドンは、危険を承知で宝物争奪戦に参入する。詐欺師、潜水士、地元の顔役など、訳アリのならず者たちが入り乱れる中、誰が最後に財宝を手にするのか――騙し騙される予測不能な攻防が繰り広げられる。
Highlights
- 「ミセン」作家×「カジノ」監督の黄金コンビ
社会派ウェブトゥーン「ミセン」のユン・テホ原作を、韓国ノワールの第一人者カン・ユンソン監督が映像化。重厚な演出とスリリングな展開は「カジノ」ファンを裏切らない。 - 1970年代の熱気と人間の欲望
高度成長期の韓国を舞台に、貧しさから一発逆転を夢見る人々のリアルな渇望が丁寧に描かれる。時代考証を活かした衣装・美術・空気感が圧倒的。 - 豪華キャストが揃ったアンサンブル劇
リュ・スンリョン×ヤン・セジョン×イム・スジョン×東方神起ユンホという豪華布陣。それぞれが個性的なならず者キャラを演じ分け、画面に活力を与える。 - 誰が裏切るか最後まで読めない緊張感
財宝を巡る利害関係が複雑に絡み合い、誰が誰を出し抜くかが最後まで見えない展開はイッキ見向き。各話に仕掛けられた伏線が終盤に収束する構造が秀逸。
Reviews
良かったという声
- リュ・スンリョンが出れば全作品ハズレなし。今作でも海賊まがいのならず者を体で演じきっており、コミカルさと怖さを同時に纏うキャラクターは圧巻。3連休で9話まで一気に観た。
- チンピラ役のユンホ、マジで一瞬誰だかわからなかった!東方神起のキラキラしたアイドルのイメージを完全に消し去ってて、あの暴力的なヤバい奴のオーラ凄すぎん?役作りガチでビビった。
- 最後までどう転ぶかわからないノワール構造がきちんと機能している。「世渡りの方法がわかっていない」キャラたちの末路も含め、欲望と人間の醜さを正直に描いた完成度の高い作品だった。
悪かったという声
- 「密輸1970」のような知的なノワールを期待したが、策を巡らせる展開よりも登場人物が醜く争うだけのシーンが多く、後半は単調に感じた。良い役者が揃っているだけに脚本の粗さが惜しい。
- ならず者たちが特に成長もしないまま醜い争いを続ける構成は、感情移入の対象を作りにくい。誰かに肩入れしたい視聴者には辛いドラマかもしれない。
- 暴力シーンや血が多めで、グロテスクな描写に耐性がない視聴者には入り込みにくい作品。クライムノワールとして覚悟して見る必要がある。
For You
- クライム・ノワール系アクションドラマが好きな人におすすめ
- リュ・スンリョン・ヤン・セジョン主演作を追っている人におすすめ
- 「カジノ」「密輸1970」が好きだった人におすすめ
- 東方神起ユンホの演技幅を確認したいファンにおすすめ
Cast
About
| 原題 | 파인: 촌뜨기들 |
|---|---|
| ジャンル | アクション、クライム、ノワール |
| 話数 | 10話 |
| 放送局 | Disney+ |
| 本国放送 | 2025年7月16日 〜 2025年8月13日 |
| 日本配信 | 本国と同時配信(2025年7月16日〜) |
| 監督・演出家 | カン・ユンソン |
| 脚本家 | カン・ユンソン |
| 制作会社 | Disney+ / Studio Dragon |
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