総合おすすめ度
パク・ヘヨンの緻密な脚本とIUの圧巻演技が一体となった韓国ドラマ史上屈指の傑作。盗聴という装置を軸に魂と魂の交流を描く構造は独創的で揺るぎない。弱点は序盤4話の地味さと重さで、ロマンスを期待して入ると離脱リスクが高い。
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胸キュン 4/10
ロマンス要素はほぼ皆無。魂の交流を描いた作品で、胸キュンを求めると肩透かしを食う。
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笑い 3/10
笑いの要素は最小限。ドンフンの兄弟のドタバタが少し息抜きになる程度にとどまる。
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癒やし 6/10
陰鬱な展開が続くが、ドンフンの周囲の温かい人間関係が積み重なる静かな癒やしがある。
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感動 9/10
盗聴という装置を通じた魂と魂の交流は、韓国ドラマ史上屈指の感動構造を持つ。
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スリル 6/10
職場の権力闘争と陰謀という知的引力があり、「次はどうなるか」という没入が続く。
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痛快 5/10
悪が派手に裁かれるカタルシスはないが、静かに正義が積み重なっていく満足感がある。
目次
Streaming
Story
建設会社に勤める40代の課長パク・ドンフンは、職場での不当な扱い、妻の不倫、重い家族責任を抱えながらも誠実に日々を送っていた。ある日、会社の敵対勢力から差し向けられた若い契約社員イ・ジアンが彼の携帯を盗聴し始める。しかし毎日盗み聞きした彼の温かな日常や兄弟との絆が、多額の借金と孤独の中で生きてきたジアンの心をじわじわと溶かしていく。ロマンスとは異なる次元の、傷ついた二つの魂が静かにつながっていく人間ドラマ。
Highlights
- 盗聴から始まる魂の交流
敵として関わり始めた二人が、毎日の盗み聞きを通じて互いの孤独と温かさを知っていく構造が秀逸。セリフのない場面と沈黙が言葉以上に多くを語る演出は、他の韓国ドラマとは一線を画す。 - IUの圧倒的な演技変身
アイドルのイメージを完全に脱ぎ捨て、孤独・借金・暴力に翻弄される女性の痛みを全身で体現。表情の変化だけで視聴者の涙を引き出す、IUキャリア最高峰のパフォーマンス。 - 緻密な群像劇の筆致
百想芸術大賞脚本賞を受賞したパク・ヘヨンの筆が冴え渡る。主役2人だけでなく、ドンフンの兄弟・友人・職場の同僚すべてに生活感のある物語が与えられ、群像劇としても見応えがある。 - 慟哭より深い、静かな感動
派手な泣かせ演出はなく、積み重ねた生活感の中でじわじわと涙があふれる稀有なドラマ。「終わってしまったことが悲しくて泣いた」という声が続出するほど、余韻が深い。
Reviews
良かったという声
- 韓国ドラマを何百本見ても、この作品の余韻には敵わない。IUが演じるジアンの孤独は「リアルな痛み」として伝わってきて、彼女のセリフのない場面でも涙が出た。盗聴という装置を通じた二人の絆の築き方が本当に巧みでした。
- ドンフンとジアンの関係はロマンスでも友情でもなく、それを超えた何か。是枝監督もはまったという話が納得できる人間観察ドラマです。重くて地味でも、見終わった後は何か大切なものを受け取った感覚になる。
- 序盤の地味さで離脱しそうになったけれど、踏みとどまってよかった。5話を超えたあたりから世界が広がり、最終話を見終わったとき「このドラマが終わってしまった」という喪失感で泣きました。人生で数本しかない本物の作品。
悪かったという声
- 最初の4話はとにかく暗くて重く、見るのに体力が必要。ロマンス要素を求めて見始めた人にはかなりきつい作品です。既婚男性と若い女性の関係設定に不快感を覚えた視聴者も多く、完走できるかどうかは好みが大きく分かれる。
- 全体的に陰鬱な雰囲気が続き、息抜きになる明るい場面が少なすぎる。週に1本見るには重すぎて、気分が落ちているときは絶対に見てはいけない作品。良作なのはわかるけれど、手放しに勧めにくいタイプのドラマ。
- 誠実な人が報われない場面が延々と続くストーリー構造が辛かった。後半に向かって少しずつ光が差してくるが、それまでの「なぜこんなに虐げられなければならないのか」という感情は正直しんどく、視聴者を選ぶと思う。
For You
- 感動ヒューマンドラマ好きな人におすすめ
- 一生の韓ドラ一本を探す人におすすめ
- IUの演技を堪能したい人におすすめ
- 魂の交流ドラマが好きな人におすすめ
- 余韻の深い感動作を求める人におすすめ
Cast
About
| 原題 | 나의 아저씨 |
|---|---|
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 話数 | 16話 |
| 放送局 | tvN |
| 配信スケジュール | 全話配信済(2018年3月21日〜) |
| 視聴率 | 最高8.2%(首都圏) |
| 監督・演出家 | キム・ウォンソク |
| 脚本家 | パク・ヘヨン |
| 制作会社 | スタジオドラゴン |
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