仙侠ブロマンスとしてアジア史上最大の再生回数を叩き出した現象作。伏線構造の緻密さと二人の主演の演技は本物だが、原作BL表現の検閲で関係性の描写に限界があり、50話の尺に対してテンポの粗さも残る。「神作」と呼ぶかは視聴者の感性次第。
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胸キュン 6/10
直接的なロマンス表現は検閲で省かれているが、視線・仕草・音楽で語られる二人の関係性は濃厚。明言されない分、見る者の想像力を強く刺激する独特の胸キュンがある。
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笑い 4/10
魏無羨の自由奔放なキャラクターが序盤にコメディ的な軽さをもたらすが、中盤以降は重い展開が続き笑いの比率は低下する。
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癒やし 3/10
主人公が冤罪で命を落とす設定から始まる通り、全体を貫くトーンは重い。吐血・流血・別離など消耗するシーンが多く癒やし目的の視聴には向かない。
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感動 7/10
正義のために邪道を選ぶ主人公の葛藤、信頼と裏切りの連鎖が丁寧に描かれており、特に蓮花塢に関わるエピソードの感情的な深みは秀逸。
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スリル 8/10
過去と現在を行き来しながら謎が積み重なっていく構造は高い中毒性を持つ。特に後半の伏線回収は「そういうことだったのか」という快感を連続して提供する。
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痛快 6/10
悪が罰せられるカタルシスはあるが、主人公自身が長期にわたって不条理に苦しめられる展開が多く、爽快感よりも解放感が近い。
Streaming
Story
五大世家が世の秩序を治める仙師の世界。天真爛漫な魏無羨と厳格な藍忘機が出会い、固い絆を結ぶ。ともに正義のために戦った二人だが、魏無羨は冤罪を着せられ命を絶つ。16年後、呪によって蘇った魏無羨は藍忘機と再会。二人が追う新たな怪事件は、16年前の因縁と繋がっていた。過去と現在を行き来しながら真の黒幕へと迫るブロマンス仙侠ファンタジー。
Highlights
- 二人の主演の圧巻の二人芝居
笑顔で感情を隠す魏無羨と無表情で全てを語る藍忘機、正反対の二人の化学反応が全50話の推進力。アイドル出身の二人が見せた演技の深みがファンを熱狂させた。 - 緻密な伏線と後半の怒涛の回収
第1話から散りばめられた伏線が33話以降に一気に回収される構造は、謎解きドラマとしても一流。2周目視聴で初見では気づかなかった要素を次々と発見できる中毒性がある。 - 義城編を筆頭とした深みあるサブストーリー
メインプロットと並行して描かれる暁星塵と薛洋の義城編など、独立した悲劇的サブエピソードが作品の厚みを格段に増している。本編だけでなくスピンオフ映画も存在する。 - 衣装・音楽・映像美のクオリティ
制作費の大部分をセット・衣装・CGに充てた製作方針が功を奏し、仙師の世界観を完璧に視覚化。音楽監督・林海が作曲した主題歌「無羈」は中国伝統音楽とポップスを融合した名曲。 - 道徳的に複雑なキャラクター造形
主役の魏無羨は正義のために「邪道」を選ぶ存在であり、単純な勧善懲悪を拒否した複雑な道徳構造が物語に深みを与える。悪役でさえ劣等感や過去を持つ人間として描かれる。
Reviews
良かったという声
- 最初の数話は名前や仙侠用語が多くて困惑したけど、気づいたら50話一気見していた。蓮花塢のシーンで号泣し、雨の中の二人の会話でまた泣いた。感情がぐちゃぐちゃになれる最高の作品。
- 原作の耽美な世界観をブロマンスとして見事に昇華しており、BL表現がないのに二人の関係性が深く伝わってくる演出の巧みさが際立つ。衣装・音楽・特殊効果のクオリティも今の中国ドラマが世界水準に達していることを証明している。
- 伏線の張り方と回収が非常に丁寧で、1周目で感動したシーンが2周目では全く別の意味を持つ構成になっている。謎解き感覚で見始めたら止まらなくなった。50話でも足りないと思えるほど世界観への没入感が高い。
- シャオ・ジャンのくるくると変わる表情が素晴らしく、笑いながら泣いているシーンは本当に心が苦しくなった。アイドル出身とは思えないほど感情の細部まで丁寧に演じており、キャリアのターニングポイントとなった作品なのがよくわかる。
- 最初は特撮っぽさに戸惑ったが、主人公の笑顔に引き込まれて気づけば最終話。原作・アニメも追いかけ始めて完全に沼にはまった。登場人物全員に背景と感情があるのが強く、誰一人使い捨てになっていない脚本の完成度が高い。
悪かったという声
- 登場人物の名前・家名・称号・あだ名が複雑すぎて序盤は本当についていけない。相関図を手元に置きながら見ないと誰が誰かわからなくなる。仙侠ジャンルに慣れていない人への敷居が高い。
- 50話の長さのわりに後半の一部エピソードでテンポが落ち、駆け足の展開とじっくりした展開のバランスが不安定になる箇所がある。中盤の暗い展開が長く続き、脱落しそうになった視聴者が多い。
- 原作のBL小説から検閲の都合で直接的な表現が全て除かれているため、原作ファンからは「規制がもどかしい」という声が多い。よりはっきりした描写を求める視聴者には物足りない。
- 吐血や流血シーン、精神的に消耗するシーンが多く、重い展開に慣れていない視聴者には心理的な負担が大きい。爽快な痛快劇を期待すると、主人公が理不尽に苦しめられる展開に苦しくなる。
For You
- 仙侠・武侠ファンタジーが好きな人
- 緻密な伏線と謎解きが好きな人
- ブロマンス・バディものに惹かれる人
- 中国ドラマの入門として評判作から見たい人
- シャオ・ジャン/ワン・イーボーのファン
Cast
About
| 原題 | 陈情令 |
|---|---|
| ジャンル | アクション、ファンタジー、ミステリー |
| 話数 | 50話 |
| 放送局 | 騰訊視頻(テンセントビデオ) |
| 本国放送 | 2019年6月27日 〜 2019年8月20日 |
| 日本配信 | 配信済 |
| 監督・演出家 | チェン・ワイマン(鄭偉文);チェン・カーリン(陳家霖) |
| 脚本家 | ヤン・シア(楊夏);ドン・ヤオユー(鄧窅瑜);マー・ジン(馬競);グオ・グアンユン(郭光韻) |
| 制作会社 | 騰訊影業 |
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