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少女失踪の謎に集う、7人の欲望と崩壊

7人の脱出 7인의 탈출

総合おすすめ度
★★★★★ ★★★★★ 3.3

『ペントハウス』制作陣による超展開マクチャンの王道で、一話ごとの仕掛けと悪役陣の怪演による中毒的な牽引力が最大の武器。一方で全2シーズンの長尺と、勢い優先による設定の強引さは明確な弱点で、整合性を求める層には合わない。論理より勢いを楽しめ、ドロドロの愛憎劇を一気に浴びたい視聴者向けの一本。

  • 胸キュン 2/10

    恋愛より欲望と裏切りが主軸で、甘い胸キュン要素はほぼ皆無。

  • 笑い 2/10

    過剰展開に笑える瞬間はあるが、意図的なコメディ設計ではない。

  • 癒やし 2/10

    終始緊張と毒気が続き、心安らぐ癒しの場面はほとんどない。

  • 感動 3/10

    人物の事情は描かれるが、感動より衝撃を優先した作りが中心。

  • スリル 7/10

    一話ごとの急展開と仕掛けが続き、先を読ませない牽引力が高い。

  • 痛快 6/10

    復讐の因果が清算される終盤に、勧善懲悪的な痛快さがある。

Streaming

Story

韓国最大級のモバイル企業を率いながら、その正体をほとんど誰にも明かさない謎の男マシュー・リー。彼が関わることになったのは、ある少女の失踪をめぐる奇怪な事件だった。少女の母で、財産と成功のためなら手段を選ばないドラマ制作会社代表クム・ラヒをはじめ、事件には7人の男女が複雑に関わっている。それぞれが嘘と欲望を抱えた彼らの前で、信じがたい出来事が次々と巻き起こっていく。果たして7人は、自らに迫る危機から逃れることができるのか――。『ペントハウス』の制作陣が放つ、愛憎渦巻く群像サスペンス。

Highlights

  • 予測不能の急展開
    常識の枠を超えた仕掛けが矢継ぎ早に投下され、一話ごとに状況が大きくひっくり返る。落ち着いて考えると突っ込みどころも多いが、その勢いに身を任せれば次回が気になって止まらなくなる、いわゆるマクチャン(過剰展開ドラマ)の旨味が凝縮されている。
  • ファン・ジョンウムの悪役転身
    コミカルで愛らしいヒロイン像で知られてきたファン・ジョンウムが、本作では実の娘すら利用する毒々しい母親を熱演。これまでのイメージを覆す振り切った芝居が、作品の毒気を一気に押し上げている。
  • 全員クセ者の群像劇
    7人を中心に、まともな人物がほとんど登場しないほど濃いキャラクターが揃う。それぞれの思惑が衝突し裏切りが連鎖する構図が群像劇としての見応えを生んでおり、誰が次にどう動くかを追う面白さがある。

Features

魅力ポイント

  • 一話ごとに大きな仕掛けを投下し続ける展開速度が最大の特徴で、視聴を止めにくい牽引力を持つ。論理よりも勢いと意外性を優先した構成のため、整合性を細かく問うより次に何が起きるかを楽しむ姿勢で臨むと、最後まで一気に走り抜けられるタイプの作品になっている。
  • 物語の根幹に復讐の構図が据えられており、欲にまみれた人物たちが追い詰められていく過程に一種の痛快さがある。誰に感情移入すべきか揺さぶられる作りながら、終盤に向けて因果が清算されていく流れは、勧善懲悪的なカタルシスを求める層に訴求力が高い。
  • 悪役に振り切ったキャストの怪演が画面を支配しており、特に従来の柔らかいイメージを覆す主演女優の芝居が話題性の中心となっている。善悪の境界が曖昧な人物が入り乱れる群像構成も、キャラクターの濃さを楽しむ視聴者にとって見応えのある要素として機能している。

クセのあるポイント

  • シーズン1・2を合わせると相当な話数になり、完走には一定の根気を要する。展開の速さで飽きさせない作りではあるものの、途中で中だるみを感じたり似た構図の対立が繰り返されると感じたりする視聴者もおり、長丁場を許容できるかが分かれ目になる。
  • 驚きを優先するあまり、設定や人物の行動に説明不足や強引さが目立つ場面が散見される。リアリティや緻密な伏線回収を重視するタイプの視聴者には引っかかりが残りやすく、あくまで荒唐無稽さも込みで楽しむジャンルだと割り切れるかどうかが鍵となる。
  • 欲望と裏切りが全編を覆うため、心安らぐ場面や甘い恋愛の癒しはほとんど期待できない構成になっている。終始ピリピリとした緊張と毒気が続くため、穏やかな読後感やほのぼのとした要素を求める層には負荷が大きい作品といえる。

For You

  • 『ペントハウス』が好きな人
  • 一気見できる刺激が欲しい人
  • 予測不能な展開が好きな人
  • ドロドロの愛憎劇が好きな人

Cast

About

原題7인의 탈출
ジャンルサスペンス、スリラー、ミステリー
話数33話
放送局SBS
本国放送2023年9月15日 〜 2024年5月18日
日本配信配信済
視聴率初回6.0%
監督・演出家チュ・ドンミン;オ・ジュンヒョク
脚本家キム・スノク
制作会社Chorokbaem Media;Studio S

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