戦わずして国を差し出す王という異色の題材を、半文半白の台詞と緻密な時代考証で描いた硬派な歴史正劇。白玉蘭賞・最優秀作品の評価は伊達ではない。一方で序盤は人物と勢力が過剰に押し寄せ、相関図なしでは迷子になりやすくテンポも重い。歴史の重量感をじっくり噛みしめたい層には濃厚だが、手軽な娯楽を求めると跳ね返される人を選ぶ一本。
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胸キュン 3/10
銭弘俶と孫太真の夫婦の情はあるが、物語の主眼は政治と歴史で恋愛の比重は低い
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笑い 2/10
乱世の重い題材が中心で、笑いを狙った描写はほとんど設けられていない
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癒やし 2/10
戦火と権謀の緊張が続く作風で、心を緩めるヒーリング的な描写は少ない
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感動 8/10
民を守るため国を委ねる王の決断と、乱世を生きる人々の群像に人間ドラマの厚みがある
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スリル 8/10
勢力間の交渉と権謀術数を台詞劇で積み上げる構成で、知的に読み解く没入感が強い
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痛快 5/10
武力での痛快な逆転ではなく静かな決断で締める作風のため、爽快感は控えめ
Streaming配信情報
国内VOD配信は調整中
配信開始日は未定です
配信日が確定次第、最新情報を更新します。
Storyストーリー
十世紀、群雄が割拠する五代十国の末期。江南の小国・呉越を治める若き王・銭弘俶(白宇)は、絶えぬ戦火から民をどう守るかという難題に直面する。武力で覇を競う時代にあって、彼が選ぼうとしたのは、戦わずして国を宋へ委ねる「納土帰宋(=領土を差し出して平和裏に帰順すること)」という前例なき道だった。妻・孫太真(周雨彤)に支えられながら、宋の趙匡胤(朱亜文)ら乱世の英雄たちと渡り合い、民の平安を第一に国の行く末を決めていく。実在の歴史を土台にした、重厚な群像劇。

Highlights見どころ
- 史実「納土帰宋」の初の本格映像化
呉越国が戦わずに宋へ帰順した史実「納土帰宋」を、系統的に描いた初のドラマとされる。武力ではなく民の平安を選んだ王の決断という珍しい切り口で、権謀術数だけではない歴史ドラマの新機軸を打ち出している。 - 白玉蘭賞・最優秀作品受賞の重厚な作り
第31回上海テレビ祭・白玉蘭賞で最優秀中国ドラマに輝いた実績を持つ。半文半白の台詞回しや時代考証に裏打ちされた美術など、制作水準の高さが評価される歴史正劇として2026年の話題を集めた一本。 - 白宇×朱亜文らが織りなす群像の火花
王・銭弘俶を演じる白宇に、宋の趙匡胤役の朱亜文、周雨彤らが絡む多層的な人物配置。各勢力の思惑が交錯する群像劇として、実力派が顔を揃えた布陣から重厚な演技の応酬が期待できる構成になっている。
Features作品の特徴
魅力ポイント
- 半文半白の台詞が歴史的文脈に自然に溶け込み、文学的な格調と時代の空気を両立させている点が本作の骨格。史実の重みをそのまま画面に乗せた作りで、歴史を学びながら追える硬派な歴史劇として支持を集めている。
- 覇権を武力で奪い合う時代劇の定石から外れ、戦を避け民を守るために国を差し出す王という珍しい主人公造形が光る。派手な合戦ではなく決断と交渉の緊張で見せる構成が、既視感の強い歴史劇の中で独自性を放っている。
- 白宇・朱亜文・周雨彤ら各世代の実力派が要所を締め、勢力ごとの思惑がぶつかる群像劇として厚みがある。一人の英雄譚に矮小化せず、乱世を生きる複数の人物の視点を積み上げる重層的な語り口が魅力になっている。
クセのあるポイント
- 冒頭から各勢力の人物が次々に登場し、歴史背景や人間関係を掴む前に話が走り出すため、最初の数話は相関図なしでは追いにくい。人物名と勢力を整理しながら観る前提の作りで、軽く流し見したい層にはハードルが高い。
- 派手な展開で牽引するタイプではなく、政治的駆け引きと台詞劇を積み重ねる硬派な構成。序盤に衝撃的な掴みはあるものの全体は説明的で腰の据わった進行のため、スピード感を求めると中だるみに感じられやすい。
- 五代十国〜北宋という日本ではなじみの薄い時代が舞台で、官職や勢力図の前提知識がないと固有名詞に埋もれがち。中盤以降は人物が整理されて引き込まれるが、そこまで辿り着けるかが視聴継続の分かれ目になる。
For youこんなあなたに
- 硬派な歴史正劇が好きな人
- 史実ベースの物語を楽しみたい人
- 群像劇の人間模様を味わいたい人
Castキャスト
About作品情報
| 原題 | 太平年 |
|---|---|
| ジャンル | 古装ドラマ、時代劇 |
| 話数 | 48話 |
| 放送局 | CCTV-1(中央電視台総合頻道) |
| 本国放送 | 2026年1月23日 〜 |
| 国内VOD配信 | 未定・上陸待ち |
| 監督・演出家 | 楊磊(ヤン・レイ) |
| 脚本家 | 董哲(ドン・ジョー) |