総合おすすめ度
少年法という重い題材を、加害と被害の双方から多面的に描く構成が秀逸。キム・ヘスの抑えた熱演と、取材に裏打ちされた脚本が見応えを生む。一方で救いの薄い展開や量刑への割り切れなさは残り、爽快感を求める視聴には不向き。社会問題と正面から向き合いたい層にこそ刺さる、重量級の社会派法廷ドラマといえる。
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胸キュン 1/10
恋愛要素はほぼなく、判事たちの職務と少年事件に焦点を絞った構成。
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笑い 1/10
終始シリアスで、笑いの要素は意図的に排された重いトーン。
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癒やし 1/10
癒やしより問題提起が主眼で、視聴には緊張と覚悟を要する作風。
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感動 8/10
加害・被害双方の事情を掘り下げ、少年犯罪の背景を重層的に描く人間ドラマ。
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スリル 8/10
事件の真相に迫る法廷の攻防と社会派の切り込みが、強い緊張感を生む。
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痛快 5/10
厳罰の場面に痛快さはあるが、割り切れぬ展開も多く爽快感は限定的。
Streaming
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Netflix見放題月額目安 890円〜視聴する
Story
少年犯罪を心から憎む判事シム・ウンソクが、地方裁判所の少年刑事合議部に着任するところから物語は始まる。彼女は少年法を盾に罪から逃れようとする加害者たちに一切の容赦をせず、厳しい判断を下していく。一方、子どもに寄り添う姿勢を貫く同僚判事チャ・テジュとは、たびたび信念がぶつかる。殺人、性犯罪、虐待、受験不正——次々と持ち込まれる事件を通して、罪を犯した少年をどう裁き、社会は何を背負うべきかが問われていく。実在の少年法を題材に、加害と被害の両面から少年犯罪の現実に切り込む社会派法廷ドラマ。
Highlights
- キム・ヘスが体現する信念の判事
少年犯罪を憎む判事シム・ウンソクをキム・ヘスが演じる。感情を抑えた鋭い佇まいで、揺るがない信念と内に抱えた事情を体現し、物語全体を牽引していく。 - 事件ごとに描く少年法の現実
殺人、性犯罪、虐待、受験不正など、各エピソードで異なる少年事件を扱う構成。少年法の限界や加害・被害双方の事情を、法廷を軸に多角的に描き出していく。 - 対照的な二人の判事
厳罰を貫くウンソクと、子どもの更生に重きを置くチャ・テジュ。正義のかたちが異なる二人の判事の対立と協働が、少年犯罪をめぐる議論に厚みを与えている。 - 取材を重ねた重厚な脚本
脚本家キム・ミンソクが少年審判の関係者に取材を重ねて作り上げたデビュー作。第58回百想芸術大賞の脚本賞を受賞し、社会派ドラマとして高い評価を得た。
Features
魅力ポイント
- 「少年犯罪をどう裁くか」だけでなく「なぜ少年犯罪が生まれるのか」まで踏み込む問題提起の深さが、本作の核となっている。加害者・被害者・家庭・社会を多面的に描く構成が見応えを生む。
- 信念の判事を演じるキム・ヘスの抑制された熱演が物語を支える。感情を爆発させず鋭さで圧倒する芝居が、重いテーマを扱う作品の説得力を高めている。
- 事件ごとに異なる少年犯罪を扱うオムニバス的な構成で、法廷の緊張感と社会問題への切り込みを両立。実在の少年法を題材にしたリアリティが緊張感を支えている。
クセのあるポイント
- 殺人・性犯罪・虐待など重い題材を正面から扱うため、視聴には相応の覚悟が要る。気軽に楽しむエンタメを求める層には負荷の高い作風といえる。
- 「正義が必ずしも報われない」現実を突きつける展開や、未成年への量刑の軽さに割り切れなさを感じるという声もある。明快なスカッと感を期待すると肩透かしになりやすい。
- 主人公の過去や心情が抑制的に描かれるため、感情移入の取っかかりがつかみにくいという指摘もある。説明を抑えた作りが好みを分ける部分でもある。
For You
- 社会派ドラマが好きな人
- 骨太な法廷劇を観たい人
- キム・ヘスの演技に惹かれる人
- 考えさせられる作品を求める人
Cast
About
| 原題 | 소년심판 |
|---|---|
| ジャンル | サスペンス、ヒューマンドラマ |
| 話数 | 10話 |
| 放送局 | Netflix |
| 本国放送 | 2022年2月25日 〜 |
| 日本配信 | 本国と同時配信(2022年2月25日〜) |
| 監督・演出家 | ホン・ジョンチャン |
| 脚本家 | キム・ミンソク |
| 制作会社 | Gill Pictures、GTist |